『白の呪縛』文庫本発売（９月４日）について

ここのところバタバタしてまして更新がなかなか出来ず恐縮です。
既にトップページに記載しました通り、文庫本の発売ということになりました。
タイトルは「白の呪縛」です。どうぞ宜しくお願いします。

ところでこのタイトルを見て、「おや？　どこかで聞いたような…」と思われた方。
その通りなのです。
元になっている話は「呪縛」です。
（トップにも注意書きがあるので言うまでもありませんね…）
ソーニャ文庫さんから、是非「呪縛」の文庫化を、とお話をいただいたのが６月頃でした。
ですがウチの「呪縛」を読まれた方はお分かりいただけると思いますが、かなりの長編なんです。
文庫本にするにあたってはちょっと…いや、かなりおさまらない文章量で、大幅な改稿の必要がありました。
ですが単純にシーンをカットしていくということは出来ず、下手をするとストーリーが破綻してしまうため、世界観等の設定を少し修正したりシーンそのものを変えたり、登場人物などもアレしてコレしてと……とにかく出来る事は色々やりました。
勿論ほとんど変えずにいるシーンもありますが、変わっている部分は流れが180°変わってたりするので、私としては新たなお話と向き合っているという感覚が強く、「呪縛」と「白の呪縛」は少し違う作品として出来上がっているのです。
ただし、多摩と美濃のストーリーという柱部分に関しては揺るがず、むしろそこをより強調する出来になっているため、二人の関係が更に濃縮された一冊ではないかと個人的に思っています。
それに…イラストが本当に綺麗なのです！
今 回、10枚ほど挿絵を書いていただいたのですが（主にエッチシーンに集中　笑）特に多摩などはイメージ以上に書いていただいて……。美濃は可愛いし巽も想 像以上に格好よかったりで。ただ…乾はシーン選定でイラストの出番が無いということをうっかり見落とし、私のごり押しで一ページだけ入れていただいたり も…。笑
…本当に素敵に仕上げていただきました。

「白の呪縛」はソーニャ文庫さんのHPでも紹介文の閲覧や試し読みが出来ますので、是非ご覧ください。
またソーニャ文庫さんに会員登録いただくと、発売日以降には今回新たに書き下ろした番外編が専用ページで読めるようになると思いますので、そちらも是非！（メルマガ登録は必須だったかと思います）
購入に関しては、現在トップページに記載した三カ所でネット予約が出来るようですので、手にとっても良いという方はそちらをご利用下さい。
あとは全国の書店にて。場所によっては９月３日には店頭に並ぶところもあるかもしれないようです。

本件、暫くはトップページに文庫本のお知らせを載せたままにしますので、ご了承ください。
連絡事項の追加などがあればブログとあわせて報告させていただきます。
今後とも宜しくお願いします。

桜井さくや